PycharmをUbuntuのランチャーに登録する
linux版のpycharmは.shファイルなのでその都度コマンドを走らせる必要があります。
毎回入力するのは大変なので、ランチャーに登録します。
そのまま、.desktopファイルを作成するとファイルの編集権限やroot問題等あるので、1工夫加えます。
まず、.desktopファイルを作成します。
vim ~/.local/share/application/pycharm.desktop
.desktopファイルの中身は次のようにします。[USER_NAME]の部分には自分のユーザーネームを入れてください。
[Desktop Entry] Version=2018.1.2 Type=Application Name=Pycharm Icon=/home/[USER_NAME]/pycharm-2018.1.2/bin/pycharm.png Exec=gksudo -S -k -u [USER_NAME] /home/[USER_NAME]/pycharm-2018.1.2/bin/pycharm.sh Comment=pycharm! Categories=Development;IDE; Terminal=false StartupWMClass=Pycharmapp
するとランチャーの検索にpycharmが出てくるので起動します。
あとは、起動したランチャーにあるpycharmのアイコンを右クリックして、ランチャーに登録するだけです。
ポイントとしては.desktopファイルのExecで
Exec=gksudo -S -k -u [USER_NAME] /home/[USER_NAME]/pycharm-2018.1.2/bin/pycharm.sh
としているのですが、単にshファイルをしていすると、ファイルの編集権限がなくpycharm上でエラーが発生します。
そこでgksudoを使うのですが、-uで指定したユーザーで実行をするときにrootを指定してしまうと、今度はpycharmで作成したファイルの作成者がrootとなってしまい、ubuntuのファイルシステムで操作が出来なくなってしまいます。
毎回権限を変更して編集等するのは大変なので、実行者は-u [USER_NAME]で自分を指定します。ただし、このままだとやっぱりファイルの編集権限がないので-Sオプションを付けます。これによって一時的にsudoでの実行となるので、ファイルの編集権限があり、実行者が自分のpycharmをランチャーに登録することができます。