【ゲームレビュー】Deliver Us The Moon
【プレイ時間】: 5時間
【おすすめ度】: ⭐⭐⭐
【良い点】
【悪い点】
- 価格の割にボリュームが少ない
- リアル寄りのため話の起伏が小さい
- ゲーム内で得られる情報が少ない
月へ届け!近未来SFスリラー
近未来の地球は資源が枯渇し,人類は絶滅の一途をたどっていたのですが,ある科学者が月に存在するヘリウム3を発見し,これが発電に大きく役立つことを発見しました.そこで人類は,月で発電し,地球に向けて送電する形でこれを利用することにし,結果的に,地球の20%の電力をまかなうことが出来ました.しかし,ゲームが始まる2050年に,突如月からの送電が止まってしまい地球は大混乱,このままでは人類の滅亡は必至です.そこで主人公らは,この原因を調査するために,資源が枯渇した世界で何年もかけ自分たちを月へ運ぶロケットを準備してきました.さぁ,月になにが起こったか調査する時がきたのです!
個人的に思うこのゲームの特徴は,そのリアルへの忠実さです.宇宙の表現,壊れたステーションその表現はとてもリアルに感じました.
一応日本語にも対応してくれています.ただ,翻訳は結構ガバガバで,字幕部分にちょっとした問題点があります.
宇宙の表現はとても綺麗
全体的にストーリーは大きなどんでん返しがあるわけでもなく,淡々と進んでいきます.話は,落ちているメモや本,過去の状況を再生するプロジェクターからのみ知ることができます,自分以外の人はほぼ出てくることはなく,宇宙の孤独さみたいなものをとても感じられます.ゲームとしては全員に進められる感じではなく,宇宙やSFが好きな人におすすめしたいゲームでした.