【ゲームレビュー】DEATH STRANDING
【プレイ時間】: 45時間
【おすすめ度】: ⭐⭐⭐⭐
【良い点】
- 圧倒的に作りこまれた世界観,マップ,景色
- 超独創的なストーリー
- リアル気味に登山の気持ちを味わえる
- 様々な攻略方法を取れる
【悪い点】
- ゲーム性が合う合わないが大きい
- お使いクエストが多い
有名なゲームなので細かいゲーム内容についてのレビューはいらないでしょう.まず,今日このゲームを終えた感想としては,ゲーム史に確実に残る1作であるということ. ゲームの評価軸としては圧倒的に独創性という点でずば抜けています.同じようなゲームはまず見つからないと思います. そして,あなたがもしこのゲームをやろうと少しでも思っているのであれば,プレイ動画・ネタバレレビューを一切見ずにプレイし切ることをお勧めします.
ゲーム中には専門用語が数多く登場しますが,ゲーム内でしっかり説明され,伏線についてもほとんどしっかり回収されるのでモヤモヤ感もありません. 舞台となるアメリカはとある災害によって壊滅となっており,その状況で物流も完全に止まってしまった中で主人公のサムは配達人という物を運ぶ仕事をしています. ゲーム性としては,広大な自然において配達物を届けるという一風変わったもので,様々な危険がある中で上手くやりくりをしながら様々な人の思いを乗せてサムは配達をします.
開発スタッフに絶対登山好きがいたとしか思えないレベルで再現されている雪山での配送
歩いて荷物を運ぶことも可能だが,施設を建設して地形を無視して配送することもできる
ストーリーが進めば車両を利用した配送も可能に
全体を通して,脳汁が出るようなゲームではなく小説を読むように淡々とストーリーは進んでいきます.ここで人によっては合う合わないが大きく出てくると思います. 良くも悪くもテンションがグッと上がるようなゲームではないので,デスストランディングの世界観にゆっくり没入しながら”体験”していくことが主な楽しみ方であるように感じます. RPGなどで,その世界観を説明するような資料などが手に入ることがあると思いますが,それをちゃんと読んで攻略していくようなタイプの人はどっぷりハマれるゲームです. 逆に,ストーリーは飛ばし気味でゲーム性を楽しむタイプの人にはあまり合わないと思います.
自分は大いに楽しめました.ストーリーが本当に面白い...ネタバレしたくないので言えないのが辛いです. ゲームっていうのは自身も体験が出来る映画,小説のようなものでもあると久しぶりに思い出させてくれたゲームでした.(前はSOMAがこの枠でしたね)